[Q] |
植え替えをしていて、気になったことがあります。 それは、土を根元にどこまでかけたらいいか?ということです。 完全な盤根ができていたら盤根の外周りまで土をかければいいでしょうが、これから根張りができつつあるような場合は、完全に土の中に根を植え込んだ方がいいのでしょうか?それとも少し根が外に出ていた方がいいのでしょうか?前者だと、土から幹だけが出ている感じになり、根張りは楽しめません。 また、根を外に出した方が太りやすいなどの違いがあるのでしょうか? |
[A] |
ご指摘のように根は日に当てるとよく発達します。 したがって、植え替えごとに根張りを表土上に出すようにします。 生長期も気がつくとコケなどに覆われがちですが、ハシなどでコケや土を除いてやります。また、時々鉢回しをして全体の根をよく日に当てるようにします。 ----(from Q)Thanks---- 根は外に出しておくと太りやすいのですね。とても参考になりました。ところで、太らせるべき根が出てきたら土をあまりかけないようにするとして、太らせるのに適した細根がまだ出てきていない場合はちゃんと土の中に埋め込んでおかないとダメなのですよね? -- そうです。 細根は表土上にだしてはいけません。浮き上がってくるようようであれば針金で押さえるなどして鉢内に収めます。丸い根はそっくり表土上に出すのではなく、半分は土中に入った状態にします。盤根はそれらの根の表面が癒着して板のようになっった状態です。 苗から盤根を作るにはベニヤ板などを丸く切ってその上に根を広げて植え込むのも方法です。 |