オオイタビとヒメイタビの違いは?

[Q]
56歳の男性です。タイ国のバンコックに14年程駐在いたしております。
街中を通るとブロック塀にイタビの蔓がきれいな生垣を作っているのをよく見かけます。私も、横浜で小品盆栽らしきものを養っておりますので興味を引かれておりました。ローカルの人に名前を聞きました所、ティーン・トッケーと言うのだと聞かされましたタイ語で「イモリが壁に張りつく」と言う意味ですので、何か納得したような気になりました。
しかしながら、オオイタビなのかヒメイタビなのか分かりません。見分け方があるのでしたら、お教え戴けないものかとお便りした次第です。


[A]
----(from K.E.)Thanks----
オオイタビとヒメイタビを見分けるには葉を見れば見分けられます。
オオイタビの葉は長さ4〜9センチの楕円形で葉先はとがっていません。これに対してヒメイタビの葉は長さ2〜5センチと小形で卵形をしていて葉先がとがっています。実の大きさもオオイタビは3〜4センチありますが、ヒメイタビは2センチ位しかありません。私も子供の頃、いなかでどちらの実も取って食べていましたがイチジクの様な味がします。イチジクよりおいしかった記憶がよみがえりました。ご参考までに。

----(from Q)----
ありがとうございました。オオイタビとヒメイタビの見分け方良く分かりました。当地、バンコックの生垣のイタビは殆どがヒメイタビの様です。オオイタビは見つけられません。実を見つけましたが、中はスカスカで香りもありませんでした。気候のせいでしょうか?気候と言えば、ヒメイタビの枝(マッチの棒ぐらい)を挿し木しますと一年位で親指位まで太ります。日本に持って帰れないのが残念です。