カリンの取り木、発根1本…。

[Q]
カリンの取り木を開けてみたところ、発根が十分では無く、
ヒゲ根が一本だったのですが、無理を承知で切り離し、様子を見ております。
今のところ、何とかなりそうな様子ですが…。


[A]
カリンの取り木では私も唐カリン(接ぎ木カリン)で1本根だったことがあります。今でも元気ですが、根のないところから幹に灼けが入りシャリ幹となってしまいました。
今ではこのシャリがひとつの見どころとなっています。
発根の少なかった原因として考えられるのは取り木時、形成層をよく削りおとさなかったから…と思えます。

*この木についてはのちほど発根の様子のイラスト〜現在の姿を「この樹の最初は?」にアップします。