コケは自然に生える?

[Q]
全くの初心者です。よく写真で見ると根本に綺麗なコケが生えていますが、自然に生えてくるものなのででしょうか。新しい鉢にコケを生えさせたいと思うなら、他から持ってきたコケを少し置いておけば自然とムラ無く育つのでしょうか?教えて下さい。


[A]
そうです。
他の鉢からピンセットなどでつまみ、新しい表土上に移植します。周囲をちょっとおさえるとすぐ根付きます。

表土の上に骨粉をまいておくとコケが発生するようです。
骨粉はリン酸分ですので害はありません。


----(from M.H.)Thanks----
水苔をもみしだいて、赤玉土入り素焼き鉢にパラパラとまいておきます。
その上に化成肥料(白い玉状のもの)を2,3個置いておきます。
あとはひたすら水やりします。乾かさない方がいいかも。
やがて、黒く膜が張ってきます、これを適当に取ったり放っておいたり
すると、あら不思議、コケがびっしりなんです。
理由はわかりません。でも結構確率高いですよ。
(mlより)

----(from B)Thanks----
コケの培養は実に難しいですね。化成肥料をくれると、一発で絶滅、バイオ系をうたった置き肥も、部分的には強烈に痛みますし、醗酵油粕の水肥のごく薄いモノだけが安全ですな。そして植え替えの当初は土がこぼれたり、過乾燥を防ぐ意味で(ミズゴケよりはルックスの点でいくらか良いので)他の鉢からはがしたコケをはりますが、ビロードゴケ、ヒゴケ、銀ゴケ以外は思い切り良く捨てることを私はお奨めします。そうしているうちにも、5--6年で自分の棚場のコケは良い物だけになりますね。
良質のコケの最初の入手先はケッコウ、街の中でも見つけられます。ヒントは排水口、コンクリート石垣、地下鉄出口とか…。一口で言うと、半日陰と湿度でしょうか。私の場合は、コケは樹の培養自体には無い方が都合よいと思うので、素焼き鉢やポットのものには一切コケは無し。一方鑑賞対象として、持ち込みにかかったものとを、気持ちを完全に分けて考えるのがよろしいかと、存じます。