<観察>ミヤサマカエデ。子孫を残す姿が痛々しい。 |
||
|
こんな経験はありませんか。ヒメリンゴなど枝が見えない程実がついて喜んだのもつかの間、翌年には枯れてしまった。また、ツルウメモドキやウメモドキなど同様のことがあった。避けて通れない事かも知れない。 今年たくさん実のついたものは翌年には実をつけないことが多い。これは木自身が調節していることだ。それだけ疲れるということだろう。自生樹でも2年に1度とか3年に1度というふうに、種子のできる年、できない年がある。 器に入ったものは管理者がその調節をしてやらなくてはいけない。「実物は原則として2年に1度の実成りを楽しむ」あるいは毎年つけるなら少量にする..など。一番いけないのは続けて実をつけさせることだと思う。 さて、このミヤサマカエデ。毎年、そこそこ実をつけるが今年は異常だ。すべての枝に実をつけてしまった。「これでおしまい」とでもいうかのように。もしかすると来年は芽がでないかも知れない。 もうすでに実らしきものが形成されつつある。これを全部とり去って少しでも木の負担を軽くしよう。 |