2000/5月11日
(観察)クマヤナギの実止まり










 クマヤナギは不思議な木です。夏に白い小花を枝先につけますが、秋には実を結びません。花の散ったあとには花ガラのようなものが残っているだけです。落葉後、枝の剪定をすれば当然この枯れたような花ガラも切ってしまうことになります。
 「翌年結果」という言葉を知らなければ、どうして実がつかないのだろう?ということになります。花ガラのようなものが翌年になって実になるとは!! この実は面白いことに緑から赤、そして黒色に変化します。そして花と実が同時に見られることになります。(花はそれほど観賞の対象にはなりませんが...)

樹高 14 cm。

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