2000/5月22日
<作業>今年芽生えた実生苗を石につけて楽しむ










 実生苗を観賞できるまでにするには大変な時間がかかります。なにせ完成という言葉がない世界ですから。しかし、ちょっと植え場所を変えてやれば楽しみながら、観賞しながら見られます。それはひとつの景を出してやることです。
 そこで、石付けをご紹介します。
石は皿型のものが表現しやすい。石の一片がはがれたようなもので、山に行くと道端に落ちています。
 用意するものは他にケト土(ホームセンターなどで売っている小袋でよい)。このケト土に赤玉土のミジン粉を1割くらい混ぜると最適。

 石に針金を止めるには赤玉土の粉で針金の接着部分を覆い、その上から接着液を垂らします。すぐ固定できます。耳たぶくらいに良く練ったケト土で石の上に土手を作り、その中に実生苗を植えます。植え終えたらケト土の上にコケを張って作業完了。もの足りなかったら丈の低いクサを添えてもよいでしょう。

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