ケヤキ(再)切り飛ばしのその後 |
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昨冬、ケヤキを切り飛ばして、その様子をUPさせていただきました(No.576 2003/1/8 ケヤキ(再)切り飛ばし)が、あの時同時に3鉢飛ばして、その後そのまま棚下に置いてありました。昨日見てみるとその中の一鉢が、切り口から芽吹いていました。 さて、写真の順を追ってその後の作業をご紹介します。 切り口の周囲、形成層からいくつかの新芽が吹いてきました。この中から2本に間引くわけですが、今回ほぼ対角線上に一対の元気な芽がありましたので、それを使うコトにしました。棚下ですから光を求めて一定の方向に流れていましたので、針金で軽く矯正&補強しました。 これらの鉢は春に植替えをしていないので、さっそく植え替えることにしました。この芽数ですし、そろそろ梅雨のハシリですから、イケルでしょう。(春に他の樹々と同時に植え替えますと、樹勢を落とし、そのまま枯死する恐れがあるため、植替えませんでした。) 根を見てみると、根本にコブ状のクセ根がありました。これは一見迫力がありますが、長い目でみますと、他の根を圧迫する恐れがあり、切除しました。クセ根は幹を扁平にしてしまいますし、垂直性も歪めてしまうのです。ケヤキの箒立ちの場合は直幹ですからね。持ち崩したから切り飛ばしたワケですから、ひょっとするとこの根が原因だったかもしれません(が、覚えていません)。ははは〜。 植え付けて出来上がりです。またしばらくは、明るい日陰で管理です。このあと枝を作ってゆくワケですが、3〜5年計画、といったところでしょうか。 |