Re: ケヤキのバカヤロ〜 |
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ケヤキ「箒立ち」樹形の場合のポイントは… 1.内芽を残して切る。(樹冠部の内側の枝の密度をあげること) 2.「2〜3芽で切る」とよく書籍などにありますが、これは半完成樹以上のハナシで、10年以下の幼樹の場合、もう少し芽を残したほうが、スーとした感じなります。 3.植え替え時に毎回根を洗い、厳密に剪定・整理することによって「小根」が増え、それが地上部の枝を細かくします。幹から放射上に伸びる根に交差するような根は、全てカットします。(良い根が圧迫されて伸びられないから) 4.日々の「芽摘み」「葉狩り」などは、地味な作業ですが、小枝を増やすのにもっとも有効です。また「葉狩り」後に芽を吹いてくるだけの「体力」をつけるために、「肥料の上手な運用」と言うことが必要でしょうな。肥料は多ければよい、と言うわけではありません。逆効果な場合も多いでしょう。「葉色の観察と季節と量」でしょう。 5.(ついでに〜)樹形はどんなでも、盆栽の基礎は「根張り」です。根張りは「根の高さ」を揃えてやるのがポイントしょう。根張りを作るのには時間がかかりますので、早い時期から意識して作りはじめることをお勧めします。極端なハナシ枝なんか、あとでどーにでもなる訳です。 6.「植付け」=薄い鉢のほうが、地温が上がり、根の成長が早く、根張りも早くできます。鉢のヘリと同じ高さで、フラットに植えつけると良いですね。 以上、思いつくまま…で、失礼しました。 |